9.30 |
プレジデント社から郵便が届いた。 その内容は、購読期間が切れるから、引き続き購読して欲しいことの案内である。
毎月2冊発行されて、年間の購読料が9,000円だったから、試しに購読しようと申し込んだものの期限がもう切れ
るという。
驚いたのは、あれからもう1年も経ってしまったということ。 つくづく時間の流れの速さ改めて感じたところだ。
好奇心が旺盛で新しもの好きな私は、こうやって購読の申し込みをしてみるのだけれど、ほとんど読まずに、したが
って本の内容を役立てることができずに、1年間が終わってしまっている。
だから、「プレジデント」の購読は継続しないのです。
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9.29 |
今日は大阪に日帰り出張。 朝8時に自宅を出れば、お昼までに大阪の会社に着くのだから、ほ
とんど通勤と同じようなパターンだ。
ただし、雨の中の岐阜羽島までの移動は疲れる。今年の6月までは自動車で大阪まで行ってい
たのに、いったん楽をしてしまうとそれがあたりまえになってしまい、後戻りができなくなってしま
う。片道2時間の運転なのに、背中の筋肉が張ってしまっているようで痛い。 |
9.28 |
金曜日の夜、中央線の茅野駅に降りたところ気温は14℃、25℃に設定していたマジェスタのエアコンからは温風
が吹き出てきた。
先週の日曜日は半袖と半ズボンで飛びまわっていたのに、1週間経っただけで極端に寒くなり、昨夜はストーブに
火を着けたかったくらいだ。 だけど、ストーブの灯油は切れてしまっていたためあきらめた。
雨が続いたから豊作だとの説や、急に寒くなったからだめだとの説が飛び交っている、今年の松茸の予想です。
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9.27 |
今日と明日の2日間は、私が総代を務める神社の、秋の例大祭に奉納する神事である弓の練習日。
地区から選ばれた12名の弓子が、神事の作法を中心にして、弓の矢を射る動作を繰り返し練習するもの。
任期3年の神社総代の最終年に、ちょうど長男が弓子を務めることになったから、いつもの年より2日間がつぶれて
しまうことが苦にならないのです。
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9.26 |
サントリーの発泡酒「金麦」の宣伝画像を、ノートパソコンの壁紙に設定しました。
その理由は、テレビから流れるCMのメロディにのってはじける、壇れいさんの笑顔
に惹かれたからです。
彼女は、宝塚・星組のトップスターで、2005年に退団したあと、「武士の一分」や
「母べえ」などの映画に出演しているようです。
ふたつともまだ観てないので、DVDを借りてきて鑑賞しようと思っています。 |
9.25 |
数字はデジタルみたいにとらえられがち。でも、例えば3分の1はイコール0.333……だが、
それぞれに3を掛けると、1とO.999……でイコールにはならない。深部にいくと芸術と同じ
ような創造性があるから面白い。
映画でaという人物がxyzの3人を殺すとすると、aとx、aとy、aとzが絡む3つのシーンが考え
られる。
しかしaが拳銃持っている場面を撮り、xyzの死体を挿入で並べるだけでaが殺したとわかる。
映画編集における因数分解だ。
「ステータス高まる芸術家」 映画監督 北野 武
日本経済新聞 9月18日 夕刊から抜粋しました。
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9.24 |
王監督がダイエーの監督の退任を表明した。
ほとんど同じ時期に胃の摘出手術をした王監督と私とでは、違っているところが3つほどある。
@ 胃の上側にガンができていた王監督は、食道と胃は接合できないために全部摘出することになったが、下側に
ガンができていた私は、胃と十二指腸とは接合できるために、2/3を切り取るだけで済んだ。
A 胃のまわりにある120個くらいのリンパ節に、私はひとつも転移していなかったけれど、王監督は1箇所だけ転
移していたようだ。だから抗がん剤の治療が必要になっていると思う。
B 王監督は内視鏡による手術だったけれど、お金のない私は開腹手術だった。内視鏡による手術の方が、体に与
えるダメージは少ないはずだ。
このような違いはあるけれど、はっきりしていることは、かなり体力が落ち込んでしまっていただろうということ。
そんな中で、監督という過酷な仕事を続けてきたことは、さぞかし辛かったことと思う。
同じような環境にいた王監督が頑張っていることが今までは励みだったけれど、それもなくなってしまったのです。
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9.23 |
祭日まで仕事を入れないとこなしきれない困った状況で、今日は沼津市の会社にお伺いした。
1ヶ月前に打ち合わせのためにおじゃまして、今日が改善活動のスタートの日。
こうやって、新しい会社に行く場合、その会社の状態を私が把握して、担当する方々と本音が言
い合えるようになるまでに、たくさんのエネルギーをつぎ込まなくてはならないのです。
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9.22b |
私の恩師の関根憲一先生に、ほぼ5年ぶりくらいにお会いした。
先生とは、私が駒ヶ根電子に在籍した頃に出会って、長野ケンウッドの生産革新を指導していただいた間柄。
私がこの仕事を始めるきっかけになってくれたし、私は先生のDNAを受け継いでいると勝手に思っている。
今の仕事での直接の関わり合いはなかったので、なかなかお会いする機会が作れなかったが、今日は東京三田
の事務所にお伺いし旧交を温め合った。
先生は大正15年生まれだけれど、まだ現役でご活躍されている。「まだ悟りの気持ちにはなれなくて」と、今でも
人生を攻め続けているのです。
2年前に奥様を亡くされて、おそらく孤独なのだろうと思います。ビールを飲み交わしながら、「今日は本当に楽し
い」と、何回も繰り返されていました。
これから、できるだけお会いする機会を作っていこうと思っています。
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9.22a |
「ねんきん特別便」が届いた。
すべての年金受給者・加入者の人に送られるのだから、私のところに届くのもあたりまえのことだけれど、はたして
これで自分の加入状況を確認できるのだろうかと、それを手にして思った。
誰だって、今まで自分の年金の管理なんかしてこなかった。国を信用しきっていた。その結果がこの状態だ。
私は事前に加入状況を確認してあったからすぐに回答できたけれど、普通の場合、簡単には送られてきた内容を
承認できないと思うよ。
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9.21 |
 ← シリウスの道(WOWOW・Wドラマ)
テレビのドラマが充実している。
どれも、録画をしておいて休日に見るのだが、い
ずれも質の高いものばかりで、私にエネルギー
を提供してくれている。
テレビも、内容のないバラエティ番組だけを製作
しているのではないのです。
上海タイフーン(NHK・土曜ドラマ) →
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9.20 |
インプラントに負荷がかからないように、絶対安静の状態を保った1週間だったが、今日の検診の
結果、歯のぐらつきの状態を示す数値は1週間前の1/2になり、どうやら最悪の事態(失敗)だ
けは何とか免れそうだ。
それでもまだ安心はできないから、毎週土曜日に通院し、推移を見守ることになった。
だけど、これで、心のつかえがひとつだけなくなったのです。
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9.19 |
管理職の夫(58)を持つ、専業主婦の妻A子さん(53)が離婚したいと相談に訪れた。息子と娘が結婚して家を出
て、やっと二人だけの毎日になった。夫は仕事以外は無関心で、休日は家で新聞とテレビを見て過ごし、頼めば買
い物に付き合う程度だ。もうすぐ定年になる夫との生活に耐えられそうにないという。
話を聞き、離婚するかどうかは3ヶ月後に判断するように勧めた。その間に @夫の長所、好きなところを毎日ノート
に書く、A心の整理のためにアルバムを新しくし、想い出のコメントを記す。を実行してもらうことにした。
3ヶ月間、計八回のカウンセリングを通してA子さんの気持ちは一変した。改めてノートに記してみると今の夫も、好
きだった頃の昔の夫も何ら変わっていてないことがわかった。無口で誠実、まじめだし、裏表がない。そういう性格
が好きで結婚したのだ。好きなことは草花のスケッチ。結婚を決意したのも、夫がくれた草花の絵手紙がきっかけ
だったと思い出した。「夫の悪いところばかり見て嫌になっていた。変わったのは夫ではなくて、私だった」。
「心のサプリメント」 熟年離婚の危機 荒木次也 日本経済新聞 9月17日夕刊 から抜粋。
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9.18b |
【e−10 イーテン】という長野のコマーシャル誌の、
「FASION NEW SPECIALEDITION」の
モデルとして、長女が登場しています。
← イーテンのウェブサイトにリンクしてあります。
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9.18a |
その夏に収穫できたトマトだけでつくる、特別なトマトジュース。
ゆるやかに丁寧にしぼり、さらりとした飲み口に仕上げます。
「夏しぼり」用トマトは、生食用トマトよりリコピンが豊富。
期間限定! 生産数量限定!
新聞に載っていた、こんなキャッチフレーズに惹かれて、30本入りを3ケースも買ってしまいました。
畑にあるトマトには見向きもしないのに、健康にいいのかなと飲んでみる気になったのです。
これを、衝動買いと言うのでしょうか?
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9.17 |
東京海上日勤コンサルティングが「仕事に関する意識調査」アンケートを発表した。それによると、「現在の仕事に
やる気がある」人の割合は全体で52.7%と低水準だった。
また、「モチベーションを高める仕事」については、「自分がやりたい仕事」が35.2%で1位、「高い金銭的な報酬
につながる仕事」と答えた人は18.9%の7位と低かった。
同社は、「給料アップはモチベーションを上げる上でそれほど効果が高くない」と分析している。
鼻先にニンジンをブラ下げ、尻をたたいたり優勝劣敗を押しつける時代は終わった。サラリーマンは冷めてしまって
いるのだ。
「そんな部下を奮起させるには、“今は嫌な仕事をしていても完遂すればやりたい仕事に就ける”と希望を与えるこ
とです。ところが日本の中間管理職のほとんどはこうした励ましができない。その原因は自分が上司から夢を与え
られたことがないからです(ビジネス作家・廣川州伸氏)」
「サラリーマンが会社と仕事に望むもの」 日刊・ゲンダイ 9月4日号から抜粋しました。
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9.16 |
沢田研二の還暦イベントコンサート 「人間60年 ジュリー祭り〜ザ・タイガースから今日までRO
CK’N ROLL MARCH〜」は、11月29日は京セラドーム大阪で、12月3日は東京ドームで開催
される。
開演は15:00で、終演は21:30分予定という、6時間を超えるコンサートになるようだ。
沢田研二は、私の青春の1ページを飾ってくれたシンガーの一人だから、運試しをかねて先行
抽選販売の申し込みをしようと思っている。
タイガースの時代から現在までのヒット曲を全部歌うと言っているし、なつかしいゲストが来そう
だから、チケットが当たれば嬉しいな。
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9.15 |
自宅の庭にある2本の甘柿の木に、今年は異変がおきている。
ひとつは、まだ9月の中旬だというのに、だいだい色に色づいてしまっていること。 同じ敷地内にある渋柿の実は
まだ青々としているのに、甘柿だけはもう熟しているような雰囲気だ。
もうひとつは、実の大きさが梅の実くらいの大きさしかないこと。 いつもの年に比べると、半分以下程度かもしれない。
まだもいで食べてみないから、甘みが備わっているかどうかはわからないけれど、何かがおかしいことだけは確かだ。
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9.14 |
3連休というのはいいもんだ。
金曜日の夜は遅くまで飲み歩いて、土曜日はやらなけ
ればならないことを片付けて、なによりも、日曜日の夕
方移動しなくてもいいから、落ち着いた1日を過ごすこと
ができる。
家のまわりの田んぼでは稲
刈りがはじまったから、もうす
ぐ我が家にも新米が届くことだ
ろう。
今夜は、十五夜だそうです。
そして、「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」の、横峯さくらの追い上げは素晴ら しか
った。 彼女に早く今季の1勝をさせてあげたいな。
18番の第2打。自身のショットに驚きの表情を見せる横峯さくら →
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9.13 |
下あごの骨に埋め込んだインプラントは、一度緩んでから骨との結合に入っていくのだけれど、今日の検診の結果、
4本のうち特に2本が基準値以上にグラグラなっているため、このまま結合できるかどうかが危ない状態だ。
そこで、インプラントに力がかからないようにガードし、抗生物質の投与を受けながら、何とか結合してくれることを待
つことになった。
この1週間が山だというけれど、今日も2時間以上も治療を受けるなど、こんなに苦しい思いをしているのだから、何
とかものになって欲しいと今は祈るのみ。
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9.12 |
今夜は、静岡県の富士宮市から、身延線に乗って甲府まで移動した。 そして、甲府であずさに乗り換えて茅野ま
で帰ってきた。
静岡県から、公共の交通機関を利用して当日のうちに移動するのは無理だと思っていたけれど、いろいろな方法を
駆使すればそれが可能になってくるものだ。 こんなところにも、固定概念に発想を封じ込まれている自分が見える。
身延線はローカル線だから、各駅停車に乗れば気の遠くなるような時間がかかるけれど、特急を利用すればあとは
気持ちの持ちようで、快適な行程になってくるのだ。
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9.11 |
明日お伺いする会社のメンバーから、「森田さんの時間の都合が付きましたら、夕飯をご一緒に
いかがでしょうか?」というメールが届く。
「桜海老かき揚げとお蕎麦など如何でしょうか?大衆的なお店ですが、なかなか良いお店があり
ます」だという。
私みたいな立場の人に対して、社員の方たちはどう思っているのだろうかということが興味深いと
ころ。
「またあの人が来るけれど嫌だなあ」なのか、「この機会を捉えてぜひ勉強しよう」なのかが大き
な違いになってくる。
この会社の若手の社員のみなさんは、何年後かにはこのような会社にしたいという、明確な展望を持ちながら私に
ぶつかってきている。
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9.10 |
コンビニで買った伊藤園の「おーいお茶・抹茶バージョン」は、ペットボトルのキャップが緑と白の二重構造になって
いる。
先端の緑のキャップをひねると、そこに収納されていた抹茶が、ペットボトルの水の中に落ちる仕組み。これだと、
飲む直前に「お茶」を作ることができるから、いつも新鮮なものを飲むことができるわけだ。
今日おじゃました食品工場の人たちにそのことを話したところ、この方法ならば防腐剤をまったく使用しなくてもいい
とのことであった。
ここに写真を掲載しようと伊藤園のホームページを開いてみたけれど、まだ商品のラインアップには載っていなかった。
ということは、地域限定販売だということ。 メーカーは、全国展開をする前に、一部の地域で先行販売をしてみて、
顧客の反応をウォッチすることをよく試みるのです。
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9.9 |
先週末から体調が思わしくなく、今日も精気に欠ける状態で仕事をしたから、お客さんに迷惑をかけてしまったかも
しれない。
元気を売る商売の私に、元気がないようではどうしようもないのだけれど、体がだるくて気持ちも前向きになれない。
今頃になって夏バテの症状が出たのだろうか。
つらいけれど、気力を振り絞って、今夜は23時から生産現場に入って行くのです。
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9.8 |
ドンペリの白が10万円で、ドンペリロゼは20万円になり、ドンペリもゴールドになると50万円
になる。
シャトーマルゴーは15万円で、リシャールは80万円だけど、ルイ13世は300万円で、ベル
フェクションになると2500万円だ。 いずれも、ボトル1本の値段である。
新宿歌舞伎町を舞台にした、ちょっと現実離れしたホストクラブのストーリーだけれど、これに
近い世界が毎夜繰り広げられているようだ。
「夜騎士物語」 新堂冬樹 双葉社 1,575円
あずさに乗る前に八王子で買って、めずらしく3日間で読んでしまいました。
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9.7 |
 「ゴルフ5 レディスプロゴルフトーナメント」は、申ジエ(全英女子オ
ープンの優勝者)に負けて欲しくないという思いがあったから、最
終日に追い上げてきた藤田幸希を応援していた。
テレビ中継は録画を編集してあるため、プレイオフがあったかどう
かを事前に予想できる。 だから、時計の長針の進行とにらめっこ
をしながらの、熱の入った観戦だった。
藤田幸希は、トップに立っても守りに入らず、終始責め続けていた
から気持ちよかったし、ちょっと大人びたデザインの青いゴルフウェ
アがかっこよかった。
彼女に刺激を受けて、夕方、ほぼ2ヶ月ぶりにゴルフの練習に行っ
た。 この秋は、1回くらいはコースに出てみたいな。
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9.6 |
今週やってきた仕事の整理をし、8月の会計処理と、来週の段取りを午前中に終わ
らせて、午後は「CRフィーバー大夏祭り」にチャレンジしてみた。
1台だけ空いていた台は、午前中4回来て、220回くらいまわっていた。
座ってしばらく打っていたら「突然確変」に突入して、それはノーマル1回で終わった
けれど、その1箱が全部飲み込まれないうちに確変が来て6連チャン。
そして、次に100回まわさないうちにまた確変が来て今度は10連チャン。
普段は封印しているから、たまにしかできないパチンコも、この引きの強さだ。
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9.5 |
ホテルの枕は、どこも平べったくて柔らかいから、すっかりそれに慣れてしまっている。
それにひきかえ、自宅の磁気枕は高くて堅いから、こちらの方が体に合わなくなってしまい、どう
にも寝付かれないのです。
1週間7日のうち、5日間ホテルに泊まって、2日間だけ自宅で眠るなんて生活を続けていると、
こんな状態に陥ってしまいます。
だから、土・日は、昼寝をしないと疲労が回復しません。
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9.4 |
今週は、火曜日の夜東京から京都まで、そして木曜日の今日は大阪から新横浜へと、新幹線に乗る機会が多か
った。
そんな貴重な時間を、車内で眠ってしまってはもったいないからと、できるだけ本を読もうとしている。
今日は、まだ読んでなかった「週刊朝日」と「サンデー毎日」を買い込んで読み始めたのだが、「福田首相辞任」に
編集が間に合わなかったため、その記事が載っていない。すると、他の記事まで色あせているように見えてしまう
から不思議だ。 それだけ、あのニュースのインパクトが強かったということだろう。
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9.3 |
京都から大阪までの移動は、京阪本線のそれも特急を利用するのが一番いいとお客さんから教わっていた。
京都の中書島から大阪の淀屋橋まで、各駅停車だと24駅停まるのだが、特急の場合はそれが4駅になる。
だから特急に乗らなければいけないなんてことばかり考えていたので、自動改札機に乗車券を入れたまま、それ
を取らずに通り過ぎてしまった。すぐに気が付いて戻ったけれど、乗車券は目の前で改札機に吸い込まれてしまっ
た。
駅員を捜したけれど見つからず、特急が2分後に来てしまうので、仕方なくもう1枚乗車券を買うはめになった。
特急の本数は少ないとばかり思っているから急いでいたのに、あとで時刻表を見たら1時間に6本も運行されてい
るではないか。 だから、今日は380円損をしてしまいました。
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9.2 |
私はこの映画で主演のアントニオ猪木さんと向かい合っている。この人をどう演出す
るか、が一番の私の仕事となる。国民的スターであるこの元プロレスラーに俳優並み
の、いや、それ以上の演技をさせることが出来るのかどうか、が手腕の見せ所ととい
うことであった。
まったくの素人である猪木さんと真正面から向かい合った。氏のマネージャーを経験
したことのある男性から、猪木さんはリハーサルなどやりません、と教えられた。「な
にせ、国立競技場へ練習もなしに上空からパラシュートで降下したような男ですから
ね」私の耳に届くそれらの情報は監督として大変にネガティブなものばかりであった。
でも、だからこそ、この男を演出してみたい、と思った。では、どうやって?私はまず
猪木さんの懐に飛び込むことからはじめた。そして、この偉大な男が、真に偉大な人
間であることを悟ることが出来た。彼が偉大なのは彼が人間としてドがつくほどにピ
ュアであるから。その瞬間、私は彼が名俳優になる可能性をもっていることに気が付いた。いや、確かに、最初の
カメラテストのときには何ひとつ台詞を覚えてこないで、私を凍り付かせた。しかし、そのときでさえ、レンズ越しに
立つ彼の大俳優の光が見えた。私は現場で何よりも神経と労力を使った。猪木さんが素晴らしかったのは、そんな
私の真剣度を真っ先に見抜いてくれたことであった。
「Jinseiの走り書き」 辻 仁成 「BRIO 10月号」 からの抜粋です。
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9.1b |
東京のホテルにチェックインして、夕食に出掛けようと思っていた矢先に、福田首相辞任のニュースが飛び込んで
きた。
記者会見では自己弁護に終始していたが、途中で政権を投げ出したという意味では、安倍首相と何ら変わりはな
い。
記者の質問に対して、「私は自分自身を客観的に見ることができるんです。あなたと違うんです」という発言からも、
彼のだだっ子みたいな傲慢さがうかがえた。
どんな例においても同じことが言えるが、辞めることで解決するんだったら、こんなに楽なことはない。こんな指導者
しか抱(いだ)くことができない、日本という国の将来が本当に不安だ。
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9.1a |
昨日の日曜日は、何だか体がだるくて、朝ご飯を食べて横になって、昼ご飯のあとに寝転がってと、もっぱら静養に
努めたけれど、それでもどこかすっきりしないのです。
いつも何かに追われているというのも、健康のためにはよくありません。だから、涼しくなってきた9月は、少し先の
未来に向けて、いろいろな意味での貯金をしようと思っています。

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