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足あと 爪あと 夢のあと 2024年 12月 |
12.31c | ![]() 大晦日だから、豪華なお膳が用意されていると思ったの に、夕食はバイキングだった。 それも、団体客だからか、20時開始という遅い時間。 やっと空いてきたけれど、入ったときはたくさんの人が並 んでいたので、先に席に座り生ビールを飲み始めた。 明日の朝もバイキングだというけれど、お雑煮は出るのだ ろうか? |
12.31b | ![]() ている。 新幹線で広島より西に行くのは初めてのことで、長い時間 の乗車になるが、幸いグリーン車なのでゆったりできてい る。 添乗員さんの話では、この時期の団体のエアーチケットは 確保できないのだそうだ。 押さえるのはあらかじめだから、そんな不確定な客に売ら なくても、個人客でいっぱいなるからだ。 今回は、いつものように「ひとり旅」で、「国境の島・対馬と美食の島・壱岐~喧噪を離れ、島で過ごす年末年 始5日間~」に出掛けてきた。 対馬や壱岐にめぼしい観光場所があるわけではないが、簡単には行かれないところだから行って見ることにした。 そんなわけで、今年のお年取りは福岡の太宰府でひとりで行います。 |
12.31a | 年末年始のデレビの地上波は、いつにも増してバラエティ 番組が目立ち、報道番組さえなくなってしまっている。 特に地上波に何かを期待をしているわけではないが、同じ 時期でもBSでは骨のある番組を放送している。 昨夜のNHK・BS「未解決事件」は下山事件について過 去に放送されたものをまとめた完全版として、10時30 分から11時55分までという長い時間の放送であったが、 ついつい引き込まれてしまった。 下山事件は、アメリカやソ連の陰謀説などが飛び交ったが、事件発生から15年後に時効になっている。 |
12.30b | ![]() 新人賞を受賞したものの大物作家・東十条宗典から酷評され、華々しいデ ビューを飾るどころか小説を発表する場すら得られなかった新人作家・加 代子。 憧れの「山の上ホテル」に宿泊した彼女は、憎き東十条が上階に泊まって いることを知る。 加代子は大学時代の先輩でもある担当編集者・遠藤の手引きによって東十 条の執筆を邪魔し、締切日に文芸誌の原稿を落とさせることに成功。 しかし加代子にとって、ここからが本当の試練の始まりだった。文壇への 返り咲きを狙う加代子と彼女に原稿を落とされたことを恨む東十条の因縁 の対決は、予測不能な方向へと突き進んでいく。 (映画.com) 週刊誌の映画紹介で、のんの評判があまりにも高かったので見たけれど、 至って普通の作品だった。 「ライオンキング」を見た方がよかったかな? (T・ジョイPRINCE 品川 にて) |
12.30a | あまりにもいい天気で、八ヶ岳がきれいに見えたので、諏訪湖サービスエリアに立ち寄った。 ちょうど一眼レフを持っていたので撮影してみました。 |
12.29 | ![]() 経産省が暮れに発表した「エネルギー基本計画」改定案に は、2011年の東電福島原発事故以降掲げてきた「原発 依存度を可能な限り低減する」との表現を削除、再生エネ ルギーについては、「主力電源」としつつも、「最優先で 取り組む」との文言を外し、チャットGPTなど生成AI の進化や半導体工場、データセンター増設による電力需要 増を理由に、原発の建て替えを認める方針に転換した。 原発の「次世代革新炉の開発・設置」を新たに盛り込み、 廃炉を決めた原発敷地内に限定されていた「立て替え」 を、同じ電力会社が保有する別の原発敷地内でもできるよ うにし、原発のコスト高対策として、民間金融機関が取り 切れないリスクは政府の信用力を活用した融資を検討する とした。 連続メルトダウン事故から13年。推計880㌧のデブリはまだ耳かきほどしか回収されてない。「東日本は壊 滅するかもしれない」とまで言われた危機をもう忘れてしまったのか。 「原発回帰は亡国への道」 倉重篤郎のニュース最前線 「サンデー毎日 1月5・12号」 からいただきました。 原発に反対する場合は、洗濯機や冷蔵庫のない時代に逆戻りする覚悟がいる。 洗濯は洗濯板を使って衣類をゴシゴシ手で洗って、食物は保存の必要がないものだけしか自宅に置くことができ ないことになる。 原発に賛成する場合は、東日本大震災のような災害が起こり、原発のメルトダウンだけでなく放射能が半径200 kmまで拡散することにより、その土地に半永久的に住めなくなってしまう覚悟がいる。 私はどちらの覚悟もすることはできない。 ただ、1985年にソ連(当時)を訪問したときに、平和集会の中でソ連側がうっかりもらしてしまった言葉が ある。 それは、「ソ連の中距離ミサイルSS-20は、日本に標準を合わせているのではなく、日本の中のアメリカ基 地を狙っているだけだ」というものだった。 今、核弾頭を保有している国の中で、日本の原発に標準を合わせている国がないとはとても言い切れない。 私が原発を許容できる条件は、東京や大阪の埋め立て地にそれを建設する場合である。 たとえば福島などという「遠い場所」に作るのではなく、危険を実感として感じられる場所に建設するのだった なら、原発を受け入れてもいい。 |
12.28 | ![]() 今日の最高気温は2℃。 小雪が舞い散る中での餅つきでした。 例年、とのさまのお父さんが手伝いに来てくれるので、私は裏方の役目です。 搗(つ)いたのは、白餅ひと臼と豆餅3臼。 蒸籠(せいろ)で蒸かすのに時間がかかるので、朝9時から始めて昼までかかりました。 豆餅はなまこ形にするのですが、それを切り分けるのがひと苦労です。 |
12.27b | ![]() 塩尻の「中南信運転免許センター」まで、運転免許証の更 新に行った。 そして、生まれて初めて、ゴールドの免許証を手にした。 午後の受け付けは13時から14時までで、着いたときに はたくさんの人が並んでいた。 でも後期高齢者のために専用の通路が設けられており、30 分で手続きが終了した。 私はスピード違反の常習者で、3年前に捕まったときなど、 「こんなに素直な人はいないでしょう。もう慣れています から」と警察官に言ったくらいだ。 だけど夜間の高速道路の運転なんかきつくなっているから、気をつけなければいけないのです。 |
12.27a | ![]() 従兄弟が亡くなったとき叔母さん(本人の母親)が、「あ とは小梅の剪定だけだと言っていた」ということを聞いた ので、今年中に私が剪定をしようと思っていた。 そしてそれは終了した。 ところが、家の周りには、他の木々を剪定した枝が、あち こちに積み重ねられているではないか。 そこでそれを全部集めて、今朝から家の横の畑で燃やした。 朝だというのに風が吹いていて、おまけに雪がちらついて きたけれど、今日しかやるときがないので、昼前には燃や し尽くしたところです。 |
12.26b | ![]() お風呂にお湯を張るボタンを押したところ、「気温が低くなっていま す。室内を暖めるために、浴槽の蓋を開けたまま注湯しましょう」と いうメッセージが画面に現れた。 家屋の増築に伴い、水回りの設備を入れ替えたのは2005年のこと だ。 その頃はAIなどという機能はなかったし、Wi-Fiだって導入され ていなかった。 だから気温に反応して、お風呂がこんなメッセージを出せることが不 思議だが、それはさておいてもお風呂はなんて賢いのだろう。 |
12.26a | ![]() そもそも人類に最も近縁なアフリカの類人猿は、2000万年前から勢力 を伸ばし始めたサルたちに押されて、種の数を減らしてきた劣勢の種であ った。サルに比べて消化能力も繁殖能力も劣っていたからである。 乾燥地や平原に進出したサル類とは対照的に、類人猿は現在も熱帯雨林と その周辺にしか生息していない。 一方、地球が寒冷化し始めた700万年前、人類の祖先は直立二足歩行を 駆使して、熱帯雨林から徐々に草原へと進出を果たした。 それは強かったからではなく、弱かったから縮小する森林に棲み続けるこ とができなかったのである。速力でも俊敏性でも劣る二足歩行は、自由に なった手で食物を運び、安全な場所で仲間との共食を導いて人類の生存を 助けた。 人類が粗末な槍を使って狩猟を始めたのは50万年前であり、それまでは 肉食動物に「狩られる」存在だった。 互いの身を守るために助け合い、集団の規模を少しずつ拡大して肉食動物 の脅威を防ぐことが人類の社会力を育てたのである。 それは互いの社会関係を熟知して、即座に気持ちを理解しあう共感力によ って鍛えられた。共食や共同の子育ては共感力の強化に役立ち、歌や踊り などの音楽的なコミュニケーションはその触媒となった。つまり、人類は進化の大半を「弱みを強みに変える」 ことによって発展してきたのである。 では、狩られるヒトとして進化してきた社会のどこに、現代の戦争につながる暴力の芽が潜んでいたのだろか。 それは、高い捕食圧の中で生き抜くために高められた強い集団意識が、農耕と定住生活によって土地と財産を守 ることへ向かい、死者につながるアイデンティティーと結びついて民族意識や国家への帰属意識として拡大され たことが原因だろうと私は考えている。 「争いばかりのにんげんたちへ ゴリラの国から」 山際寿一 「毎日新聞出版」 からの抜粋です。 |
12.25 | 庭の渋柿の枝は昨日片付けたので、今日は朝から畑の渋柿の枝に取り組みました。 暖かいとは決して言えない気温ですが、陽が当たると寒さが和らぐので助かります。 電動のノコギリとチェーンソーを駆使して、夕方前に終了しました。 |
12.24b | メリークリスマス! |
12.24a | シルバーで10年間庭木の剪定をしている同級生が、渋柿の剪定をしてくれました。 私はその助手という役割でした。 左側がBEFORE、右側がAFTERです。 今日は暖かくて絶好の剪定日和でした。 BEFOREの画像は、曇り空の日に撮ったから、鮮やかには写っていません。 片付けなければならない枝が沢山できて、後始末がたいへんです。 |
12.23 | の最初の文字は地域名、そのあとは 所有者自身が、アルファベットと数 字の組合せを自由に選ぶことができ る。 だが、ドイツ全土の州で使用が禁止 されているいくつかの組み合わせが ある。 NS ナチズム National sozialismus HJ ヒトラーユーゲント Hitlerjugend KZ 強制収容所 Konzentrationslager SS 親衛隊 Schutzstaffel 「SS」は、ホロコーストの実行部隊であった「ナチ親衛隊」の略称。 NHK「映像の世紀 バタフライエフェクト~ナチ親衛隊 狂気の実行者たち~」は、厳しい入隊基準をクリアし たエリート集団が、全国指導者ヒムラーと右腕「金髪の野獣」と恐れられたハイドリヒによって、狂気の集団へ と変貌する様子が描かれている。 ドイツは、戦争加害者としての反省を、このような形でも表しているが、はたして日本は……。 |
12.22 | ![]() 年末の恒例行事となったピアノ 教室の「おさらい会」が、今年 も行われました。 私が家にいないことが多いとい うこともありますが、舜クンが ピアノの練習をしているところ なんか見たことがありません。 それでも、ほとんど間違えずに 弾くことができたようです。 「素直な心」←YouTubeです。 |
12.21 | 冬至。 柚を入れたお風呂は、以前はもっと香りが濃かったような 気がしている。 だからなのか、身体がいまひとつ温まらない。 かぼちゃを食べる習慣は、保存技術が発達していなかった 時代に、保存性が高いかぼちゃが、旬の時期以外にも食べ ることができる貴重な緑黄色野菜だから、かぼちゃを食べ て栄養をつけ、風邪を予防するという考えからだという。 冬至の今日は、かぼちゃを食べて風邪の予防をしました。 |
12.20 | ![]() ![]() オレンジカフェ・クリスマスコンサート 塩尻市社会福祉協議会 ふれあいセンター洗馬 にて セットリスト 高原のお嬢さん 舟木一夫 生き抜くために 闘うために もりたまさる 空に星があるように 荒木一郎 ひとりごと もりたまさる ひとねむりすれば もりたまさる 旅人よ 加山雄三 夜空の星 加山雄三 花の首飾り ザ・タイガース 妹よ かぐや姫 秋桜 山口百恵 見上げてごらん 夜の星を 坂本九 365日の紙飛行機 AKB48 1時間半持たせろということだったので、もっと曲を用意していったけれど、おしゃべりが過ぎたせいか、時間 がなくなってしまいました。 これでまたひとつ山を越えたことになります。 さて次の山は? |
12.19 | ![]() 今日は朝から、パソコンに届いてるメールを確認する時間がなかったか ら、夕方自宅に着いてパソコンを開いたのだが、18時現在で127件 のメールが届いていた。 そのほとんどが「迷惑メール」だ。 JCB、dカード、Apple、えきねっと、マスターカード、佐川急 便、PayPay、Amazon、国税庁、ETC利用照会、東京電力、 セゾンカード、ヤマト運輸などなどなどだ。 それらを全て削除することになるのだが、問題は、本当に必要なメール を見逃してしまうこと。 一時、ひとつずつ着信拒否の設定をしてみたのだが、全く効果がない。 この「迷惑メール」のラッシュに困っている人も多いだろうに、なんと かならないものだろうか。 |
12.18 | ![]() 時間が一番の薬である。これは間違いない。 死別は、もう二度と、その相手と逢えないことであり、それ以上、以下のもので はない。 私の経験から言うと、哀しみは突然、その人を背後から襲い、抱擁したまま離さ ない。 切ない人にとっては、さぞ辛かろう。 哀しみから逃れようとしないことである。 哀しみはなかなか逃げ切れる類いのものではない。 それなら、哀しみの中に平然と立っていられる神経を鍛えることだ。 人間は皆が皆強く、逞しい生きものではないが、弱々しくて、くじけてばかりい る生きものでもない。 踏ん張りきれないように思えても、そんなに簡単にはこわれない。 人間の身体には、そういうものが備わっているのだ。 〝人々はいろんな事情をかかえて、それでも平然と生きている〟 「またどこかで~大人の流儀12~」伊集院 静 講談社 からいただきました。 伊集院 静さんが亡くなってから1年が経った。 11月に発刊された「大人の流儀12」は、彼の最後の書籍となる。 私と同じ歳だけれど、とても及び付かないような人間力の持ち主だった。 ひとつひとつの文章を噛みしめながら読んだけれど、かけがえのない人生の師を失ったことが、改めて哀しい。 |
12.17 | ![]() 年末ジャンボ宝くじを買うことをす っかり忘れていて、電車が新橋駅の ホームに入ったときに気がついた。 「宝くじが当たったら仕事はやめる のですか?」と訊かれたが、それと これとは違って、そんな楽な生き方 は選びませんと答えた。 でも、当たればいいな! |
12.16 | ![]() ![]() 今年も、郡山駅前の冬の風物詩、「ビッグツリーページェント・フェスタ in KORIYAMA」が始まった。 この工場からは、来年9月までのスケジュールをいただいているから、もしかすると、来年も見られるかもしれ ない。 |
12.15 | 桜の木の剪定をしていたところ、ノコギリの歯が「パキ ン!」と音を立てて折れてしまった。 それも3つに折れる不思議な折れ方で、真ん中の部分は枝に刺さったま まの状態だった なんか不吉な予感がしたけれど、作業はそのまま続け、剪定を完了させた。 「桜切るバカ、梅切らぬバカ」と言われているけれど、桜の木はどんどん大きくなってしまっているので、切っ てしまうことによって枯れてしまうのは覚悟しています。 ノコギリはおじいさんの時代から使っていたので、きっと、金属疲労の状態だったのでしょう。 |
12.14 | ![]() 昨夜、スマホに着信した相手側の表示は、富士見にいる友達の家のもの だった。 その瞬間ドキッとして、来週の自分のスケジュールを思い出していた。 いつ訃報が届いても不思議がなかったからだ。 その人は最初に入社した会社の先輩で、仕事の帰りによく立ち寄り、私 の心の拠のひとつだった。 今年の連休に食道ガンが発見され、それが肺に転移し、その影響で認知 症にもなっていた。 電話に出たのは奥さんで、本人が話をしたいと言っているという。 家にいることすら想像していなかったからびっくりしたが、受話器の向 こうの本人はしっかりした話しぶりで、病気だなんて様子は感じられな い。 何でも、新しいガン治療を行っていて、まだ希望が持てるというのだ。 来週仕事の帰りにお伺いすることにしたが、何よりもうれしい。 |
12.13 | ![]() Mリーグの岡田紗弥が絶不調で見ているのが辛い。 現在6連続ラスというひどいもので、個人成績は最下位の-395.2まで落ちて しまっている。 前回なんか、3面待ちにできたのに、危険牌を切れないためにわざわざ両面待ちに したところ、3面待ちだったら当たれた牌が、三連続で相手から切られた。 さらに、シャンポン待ちにできたものをペンチャンにしたところ、シャンポン待ち だったら上がれた牌を、なんと一発で自摸った。 昨日は、筋牌を切ったのに清一色一盃口に振り込んだり、相手の七対子のど真ん中 の一牌しかない待ち牌を、わざわざ持ってきてしまうなど最悪だった。 結局人生は「運」という目に見えないものに左右されているということになるが、 それは自分自身で切り拓くしかないのだ。 |
12.12 | ![]() のだが、「○○と思っていてー、……」という言い方が気 になっている。 私が30代のときに参加した「地獄の訓練」の開校式では、 200人くらい集まったメンバーがひと言ずつ抱負を述べ るのだが、立ち上がって「○○したいと思います」という 言い方をすると、「いつまでも思っていなさい」と即座に 座らされた。 それ以来私は、仕事の場でも、このような言い方は許容し ていない。 バラエティ番組でも同様に、進行役が「次は○○をします」と言い切ればいいのに、「○○したいと思います」 ともったいぶった言い方をするから、いつもイライラさせられているのです。 |
12.11 | ![]() 日本で、インターネットの投票の発展を妨げている要因は何でしょうか。 意外に思われるかもしれませんが、この国の良識だと私は考えます。 たしかにインターネット投票やオンライン参政権の導入により、選挙の効 率化や選挙への参加者の増加が期待できるかもしれません。 けれどインターネット投票は、実施する組織によって簡単に票が操作され るリスクを孕んだ方法です。 実施に伴うセキュリティ上のリスクやプライバシーの問題を簡単に解決す ることはできません。 私は、日本においてインターネット投票の導入が進んでいないのは、悪い ことなのではなく、むしろ良いことであると思っています。 ときおり、インターネット投票は選挙をより簡単にクリーン化するという 意見を耳にしますが、その意見は根本的に間違っています。 なぜかといえば、本来の〝選挙の自由〟というものを履き違えているから です。 選挙の自由は、選挙の透明性にではなく、選挙の秘密性にあります。 誰が誰に投票したかがわからないということの意味があり、それが保障さ れなければ、正しい選挙の形は崩れてしまいます。 あらためて確認のために書きますが、民主主義的選挙制度おいては、投票権があっても投票を強制されないこと が非常に重要です。 見方を変えれば、選びたい候補者がいないから棄権するといった行動が許されている日本の選挙システムは、きわ めて民主主義的といえます。 投票率が増加しないのは、選挙システムの問題ではなく、選挙権を持つ人たちの意識の問題です。この点を勘違 いして、投票率の上昇のためにインターネット投票の導入を安易に認めてしまえば、悲惨な結果を招くだけにな るでしょう。 棄権の自由を担保すること。それこそが民主主義的な選挙にとって絶対的な要素です。この点を間違えてはなり ません。 「民主主義の危機~忍び寄るポピュリズムと強権危機~」 佐藤 優 「Gakken」 からの抜粋です。 |
12.10 | ![]() ![]() 埼玉県あきる野市の、JR秋川駅の前に飾られた、「ウインターフェスティバル」のイルミネーション。 市内の保育園や幼稚園の園児たちが書いた絵が、たくさん展示されています。 |
12.9 | 800本植えた玉ネギは、耕すときに与えた肥料が強すぎ て何本も枯れてしまったけれど、その植え直しをしたあと は順調に成長し、これだけ勢いがよくなってきました。 残された心配は、寒中に霜柱ができて、根が浮き上がって しまうことです。 そうならないように、植えたときによく押さえて、苗のま わりに土を盛りました。 お隣さんは、今年初めて籾殻を根元に蒔いたようですが、 野菜作りは毎年挑戦が続きます。 |
12.8 | 平地ではみぞれのような雪がちらつく程度だったけれど、 中央アルプスは全体が雪で覆われた。 私は1週間前にインフルエンザの予防接種を受けてから風 邪気味で、それが抜ける様子がない。 最初は喉がむずがゆくて、そのうちに痰が絡まるようにな って、熱はないのだが気分が優れない。 だから昨日と今日は、何もまとまったことはせずに、自宅 でダラダラしていたところです。 |
12.7 | 舜クンが、11月13日に行われた校内マラソン大会で、3位 に入った。 今年は、トップになる自信があると言っていたのに、去年と同 じく3位だった。 事前に、「3位までに入ったら、なんでも好きなものを買って あげる」と言っておいたから、これはヤバい。 |
12.6 | ![]() た頃、私は葬儀場に相談に行った。 それは、お寺が主人公みたいなお葬 式をなんとかしたいという想いから だった。 今は、「近親者のみ」が当たり前に なって、そのときよりも不自由な要 素が現れてしまっている。 今日なんか、席が足らないからと、 同級生十何人に帰ってもらってい た。「家族葬」を想定していたから だ。 コロナ禍以来、お葬式の在り方が、 さらにおかしくなっている。 |
12.5 | ![]() その中に、本人の家族から届いたものが3枚あった。 つまりこの1年間に亡くなられてしまったということだ。 年賀状なんか虚礼に間違いないし、これだけインターネットが発達した 時代の情報伝達手段ではないけれど、一方ではこうやって1年に1回、 お互いの状況を確認しあえる、素晴らしい方法だと思う。 ただし、テンプレートを使って印刷したものでは意味がなく、自分で近 況を知らせる文章を入れたり、テンプレートでも何らかの自筆での添え 書きをしなければ、それこそ虚礼でしかないものになってしまう。 いろいろなことがなくなってしまっている現在、年賀状は、日本の文化 として、これからもずっと残していきたいもののひとつだ。 |
12.4 | ![]() 経済企画庁総合計画局労働班に出向していたときに赴任してきた中名生隆計 画官だ。 彼は、部下を集めてこう言った。 「良い情報は後回しでいい。まずい情報はすぐに上げろ」 「自信のある仕事は締切まで自由にやれ。ダメだと思ったら、すぐに上げ ろ」指示はそれだけだった。そして、日中はずっと新聞や本を読んでいた。 しかも終業のベルが鳴ると、引き出しからウィスキーの瓶を取り出して、毎 日深夜までひたすら飲んでいた。 あとからわかったのだが、彼がそうした行動をしていたのは、いざというと きの危機管理のためだった。 仕事は思い切って若手の官僚に任せる。ただ、若手が行き詰まったり、大失 敗したときのために、常に待機して、緊急出動に備えていたのだ。 私は、信頼され、責任のある仕事を任かされたことを意気に感じて、毎日午 前2時、3時まで働き続けた。 当時の私は専売公社民営化のゴタゴタに巻き込まれて、残業代や手当をもら えておらず、手取りは13万円程度だった。 もちろん付け届けも接待もない。それでも、プライベートを全て投げうって 仕事にすべてを賭けることができた。 震えるくらい仕事が楽しかったからだ。 官僚に与えるべき報酬は、金銭でも、利権でも、天下りでもなく、やりがいのある仕事なのだ。 そのことが私が経済企画庁で働いた経験から得た最大の教訓だ。 やりがいのある仕事を奪われ、「国のために働く官僚」はいまや絶滅機種になってしまった。 高い潜在能力を持つ官僚にどうか本来の姿を取り戻してもらいたい。 本書は、職業人生の大部分を官僚とともにすごしてきた私から官僚におくる応援歌なのだ。 「官僚生態図鑑」 森永卓郎 「三五館シンシャ」 からいただきました。 |
12.3b | 夕方、従兄弟が亡くなったという知らせが入った。 先週の水曜日に怪我をしたことを知ってからの三晩は、うまく眠れなかった。 睡眠導入剤を飲んで眠りにつくのだが、それが切れる3時ころ目を覚まして、それから朝までウトウトしている だけだった。 従兄弟の顔が目に浮かんできて、どうしようもない悲しさに苛まれてた。 金曜日に、松本の信大附属病院まで顔を見に行った。 あの頑丈な身体をベッドに横たえていたけれど、私の呼びかけには答えてくれなかった。 悲しいというよりも、今は悔しいよ。 享年67歳。 安らかにお眠りください。 合掌 |
12.3a | ![]() の住民への騒音対策だという。 だから東北新幹線は、大宮-上野間は130km/hに制限されている。 東北新幹線の席は、二連のものと三連のものとがあり、私は始発の東京 駅から乗るので、三連の窓ぎわに座ることにしている。 すると、途中の駅で乗ってきた人は、そこの通路側に座る。 そしてまたそのあと乗ってきた人は、空いている真ん中に座るしかなく なってくる。 こんな状況だから私は、たとえ隣の席が空いていたとしても、決してそ こに荷物を置いたりはしない。 ところが今日なんかひどい人がいて、三連の席の真ん中に座り、窓ぎわ の席に荷物を置いているのが目に入った。 それは難しそうな顔をした、うら若き女性だったが、最近はこのような 独りよがりの人が多くなっている。 だから、ふたつの席を使いたいのなら、ふた席分の料金を払えよと言いたくなってしまう。 |
12.2 | ![]() 作品のひとつが贋作だと判明する事 件が起こる。 事件の報道が加熱する中、北海道・ 小樽で女性の死体が発見される。 このふたつの事件をつなぐ存在とし て浮かび上がったのが、新進気鋭の 天才画家と称されながら、ある事件 をきっかけに人びとの前から姿を 消した津山竜次だった。 かつての竜次の恋人で、現在は田村 の妻である安奈は小樽へ向かい、二 度と会うことはないと思っていた竜 次と再会を果たすが……。 真の美を求め続ける竜次の思いが、安奈や、竜次に長年仕える謎めいたフィクサーのスイケン、贋作事件を追う 美術鑑定の権威・清家、全身刺青の女・牡丹、竜次を慕うバーテンダーのアザミら、それぞれの人びとのドラマ と交錯していく。 (映画.com) 倉本聰の作品だからぜひ見なければという気持ちがあったけれど、一方では、清水美沙の刺青を入れた全裸シー ンに興味があった。 主人公は刺青の彫り師でもあるのだが、それを依頼されたときにはひとりの女性を同伴し、その女性が着物をは らりと脱ぐと、全身に彫られた刺青が現れるのだという。 つまり、「人間刺青カタログ」であるわけだ。 (TOHOシネマズ 南大沢 にて) |
12.1b | 「夏草や 兵どもが 夢の跡」 季節は違うけれど、こんな句が浮かんできました。 そう、干し柿の屍です。 吊してあるものを選別して、何とか食べられるほんの僅か なものを残して、あとは堆肥にしてしまいます。 カビが生えたものは、いつもの生菓子のような柔らかさは なく、堅い固まりになっていて、食べると酸っぱい味がす るだけです。 |
12.1a | う ラジオ これからも 僕は君のそばに~」が放送された。 スタジオミュージシャンというのはすごい。 コードを渡されただけでその場で対応し、曲を作り上げて いくのだもの。 そしてそれに対して、細かい指示を出していく吉田拓郎は もっとすごい。 この放送を見てからアルバムの曲を聴くと、フレーズのひ とつひとつが輝いて聞こえる。 |