あと あと のあと 2006年2月



     暖かい日があったと思ったら、次の朝は厳しい冷え込みが訪れるなど、寒暖の差が激しい季節です。
     冬の厳しさがあるから、やがて訪れる春を喜びを持って迎えることができるんですね。
     スタッドレスタイヤを早くノーマルタイヤに履き替えて、もっと身軽になって走りたいと思っている毎日です。 
                                                      

2.28
 270万円もかけて太陽光発電装置を屋根の上に乗せたのに、月々の電気料がちっとも安くならない。
 どうしてだろうかと考えてみたところ、お風呂のお湯の供給が灯油のボイラーから電気をつかったエコ
 キュート
に切り替わっていることを思い出した。
 灯油代がそっくり浮いているのだったら、細かい計算をしてみないとわからないが、きっと経済効果が
 あるのだろう。 

2.27  
 携帯電話でメールのやり取りをするとき、最後は私から送ったままで終わりたいと思うし、大抵の場合は実際そうし
 ている。
 たいしたことではないけれど、相手から音沙汰がないのは自分自身にあてはめると楽しいことではないから、私だ
 けはそうしようと思っているだけのこと。
 だから相手が根気よく返信してくれると、果てることがないチェーンメールになってしまう傾向にある。

2.26  
 ロータリークラブに退会届を提出した。
 毎週金曜日の昼に行われる例会に出ることができないから、役員に選出されてもその役割を果たすことができない。
 入ったからには1年はきちんとやろうと思った。だから3月末でちょうど1年になるのを区切りにした。
 「たった1年で何がわかるの?」と言われそうだが、ロータリークラブの趣旨も未だによくわからない。

2.25  
 「胃検診の結果、異常所見がありますので、専門医に受診して精密検査を受けてください」
 先日行った人間ドックの結果が郵送されてきたが、その中にショックなコメントが入っていた。
 19歳の頃胃潰瘍を患い、その後の健康診断の都度「要精密検査」と言われ、何度となく胃カメ
 ラを飲んできたが、ここ7年くらいはごぶさたしている。
 ぼつぼつ、潜伏していた病状が、頭をもたげ出しているのかもしれない。
2.24  
 朝自然に目が覚めたのが5時半、もう安藤美姫の演技は終わっていた。
 このような場面は見ている方もドキドキするから、後で結果を知ればいいと思っていたのに、目覚ましが鳴る前に目
 が覚めてしまったもの。
 おかげさまで、荒川・村主両選手の演技を見ることができ、おまけに荒川静香の金メダルを取る瞬間をこの目に収
 めることができてよかった!
 何かすっきりしなかったトリノオリンピックが、金メダルひとつで雰囲気ががらりと変わってしまった。
 何らかの形で私たちに勇気を与えてくれた選手たちに感謝です。

2.23  
 昨日と今日は、私が作ったISO9001とISO14001との統合マニュアルのデビュー戦だった。
 33ページの品質マニュアルに、環境マネジメントシステムを加えた結果9ページの増加、文書は8種類増えたけれ
 ど、記録は3種類の増加に押さえることができている。
 審査機関が役に立つシステムを築こうというスタンスで臨んでくれたため、企業にとっても私にとっても有意義な2
 日間だった。

2.22  
 今日は暖かかった。
 しかし、目がチカチカして、鼻がムズムズするような気がする。
 いよいよ杉花粉の到来かな?

2.21
 「これを飲めばヤル気がでてくるよ!」と、コエンサイム(コエザンイム)Q10の錠剤をいただいた。
 1週間続ければきっと効果があらわれると言われたので、毎日3錠ずつ飲んでいる。
 
 コエンサイムは別名ユビキノン・ビタミンQとも呼ばれ、私たちの身体のあらゆる細胞や血液中に
 ある成分で、体内のエネルギー生成と生命維持に不可欠な補酵素だが、加齢や偏った食生活、
 ストレスなどのさまざまな要因で、20歳前後をピークに減少し、40歳前後ではその減少も加速
 化していくのだそうだ。コエンサイムの働きが鈍ると、細胞の中のエネルギー水準が低下し、疲
 労しやすくなり体調が悪くなるという。

 それにしても、次から次へといろいろな「商品」が身の回りに出現してくるものだ。
 世界一平均寿命が長い日本で、いま年齢が80歳をこえている人たちは、大正時代に生まれた人たちだ。その時
 代はこんなサプリメントはなかったのに、こんなにも長生きをしているではないか。

2.20  
 「受取る楽しみをお持ちいただける投資信託です」
 これは、銀行のカウンターに貼られてあったポスターの見出しですが、どこかしっくり来ないとは思いませんか?
 私だったら、「受取る」ではなくて「受け取る」にするのです。日本には、ひらがなという美しい文字があるのだから、
 そのひらがなを使ってできるたけ読む人に優しい表現をしたいのです。
 先日ISO9001の審査の場で、品質マニュアルの表現の中の「受け入れ」という言葉を、「受入」でなければおかし
 いと言った審査員がいました。「組み立て」は「組立」で、「引き渡し」は「引渡」にしろと言うのです。
 だからこそ、今の目的を見失っているISOをなんとかしようと思うのです。

2.19  
 物事には大きな流れというものがあって、どうあがいてもそれに逆らうことはできないのだと、オリ
 ンピック
の結果を見ていて思うことしきりだ。
 何をやってもうまくいかないことが日常でもあるように、トリノオリンピックは流れが悪いように悪い
 ようにと進行していく。
 ほとんどの種目のテレビ中継が真夜中になっているから、同時進行で放送を見ることができない
 ので、いじいじしなくてもいいことが救いかもしれない。

2.18  
 デジタルカメラは、シャッターボタンを押してから、実際に画像を取り込むまでが時間的にずれる。
 だから、動物を撮影するときなど、微妙なシャッターチャンスを逃してしまう。
 今持っているデジカメはもう何年も前のものだから、最新の機種はもっと性能が向上しているのかもしれない。
 一眼レフタイプのデジカメが欲しいような気もするけれど、持ち運びのことを考えると大きすぎると思うから、新しもの
 好きの私でも、さすがに手を出せないでいる。

2.17  
 「よりも、を咲かせる土になれ」

 東大阪市の、とある居酒屋の壁に大きく書かれている言葉です。
 私の仕事の、お客様に対する基本姿勢とよく似ているけれど、その結果、私自身もを咲かせたい
 と、まだ思っているのです。

2.16  

 ホテルで朝食を食べていたところ、隣の席の会話が耳に飛び込んできた。
 ビジネスマンらしき2人の男性が、朝からかなりテンションを高くして会話をしている。
 「ボクたちの仕事はISOのためにやっているんですか?」、「ISOが食わせてくれるとも言うんですか。食わ
 せて貰っているのはお客様ではないですか」。
 その瞬間、本を出してみることを思いついた。題名は「くたばれISO」。内容はISOを否定するのではなく、
 肯定しながら具体的な方法論を提案するもの。
 何かアクションを起こさないと、ISOの「被害者」を救うことができないし、企業にとってはたいへんな経済的
 損失だ。
 はたして、こんな内容の本を受け入れてくれる出版社があるのだろうか?
2.15  
 伊那の今日の最高気温は18℃、お客さんの会社にいたけれど、一度も暖房を入れなかった。
 このまま春になってくれればいいのだけれど、一方では花粉が飛び交う時期が確実に近づいているということだ。

2.14  

 チョコレート、ありがとうございました。
2.13  
 「余分なもの」を食べないようにしようと決意したのに、昼食と一緒にいただいたチーズプリンを口にしてしまった。
 せっかく人がくれるものを断ってはいけないのではないかという、今までの概念にまだ支配されている。
 体重を68kg台にまで落とせば、生活習慣病に係わる全ての数値が改善されるのだから、もっと強い意志を持って
 食事に臨まなければいけない。
 でもチーズプリンは美味しかった! きっとカロリーは高いのだろう。

2.12  
 高齢化対策として政府が導入したのが「老人相互処刑制度」。同じ地区に住む70歳以上の
 
老人同士に殺し合いをさせることで人口調整を図るという政策だ。
 ひとつの地区で、
老人が1人になるまで続行。与えられた期間は1ヶ月。2人以上生き残った
 場合には全員処刑される。
 全国90の地区で実施され、宮脇町5丁目でも老人59人のバトルが始まった。

 これは、筒井康隆著 「銀嶺の果て」 新潮社 ¥1,500 の紹介記事からの抜粋です。
 「この作品は、SFでも近未来小説でもない、現実そのものなんです」 と著者も言っているが、読
 んでいるとどうしようもない空しさに、心が支配されていくのを感じるのだ。

2.11  
 2月4日に、木曽と伊那を結ぶ権兵衛トンネルが開通した。これにより、木曽谷と伊那谷間の所要時間は従来の
 1/2の45分にまで短縮された。
 伊那谷側の出口からまっすぐおりてきた交差点は、私の事務所から500mほど南側の位置にある。
 土曜日の今日など、コンビニの駐車場から見ていると、トンネルから降りてくる車がひっきりなしに通っている。
 景気が回復してきたととはほとんど無縁な地方にも、一定の経済効果が期待できるかもしれない。

2.10  
 「一太郎2006」が届いた。
       2004年も、2005年もそうだったけれど、この時期になると毎年バージョンアップ版が発売される。
 特にバージョンアップをしなくても、作業に支障はないのだけれど、新しもの好きの私はその都度購入してきた。
 JA(農協)のコンピュータシステムがこの5月から新しくなるとかで、下水道の会計のデーターをExcelで提出する
 ことを要求されているし、一太郎はどの会社に行っても使われてはいないから、私がWord−Excelを習得するのが
 いちばんいいのだろうけれど、今更そんなことをする気力もない。
 だから、「一太郎2006」の、相互変換機能が充実したことに期待している。

2.9  
 なぜ有生殖、つまりがあって異なるが互いに遺伝子を半分ずつ出し合って新しい個体を作るという生殖の仕
 方、をする生物がいるのかということ。それは今日、こんな説明がなされています。
  バクテリア、ウィルス、寄生虫のような寄生者(パラサイト)にやられないように子孫にバリエーションをつけるため
 だ。
 確かに無
生殖をし、クローンで増やした方が自分の遺伝子がそのまま伝えられるのであり、遺伝子がよく残る。
 が、その子孫は一様だ。一様ゆえに、もし何らかの寄生者(パラサイト)が猛威をふるったとき、全滅もありうる。
 ところが、子孫にバリエーションをつけておけば、少なくとも全滅はありえない。誰かが生き残る。
 有
生殖をすると、長い目で見たなら、遺伝子を残す上で有利になることがある。よって有生殖をする生物が進
 化してきたのだ。

                『ズバリ、答えましよう』   竹内久美子     週間文春  2月9日号 から

2.8  
    「違うけど 社員が言うから そうですね

 第一生命保険が募集した「サラリーマン川柳コンクール」の入選句だ。
 社長が全ての経営責任を取るのだから、その立場にある人の判断に従うのが組織の鉄則だけ
 れど、「正しい」判断ができない社長の下で働いている部下たちは不幸だ。
 私がいちばんまずいと思っているのは、そういった環境のもとで仕事をしていると、感性までもが
 ぼけてしまうこと。本当に力を発揮しなければならないときに、その力がなくなってしまっているこ
 とだ。

2.7  
 日帰り人間ドックを受診した。
 昨年に比べると、  体重   74.0 → 71.4kg
              体脂肪率 22.2 →  20.3%  に減少しており、努力の成果が認められた。
 私は出張することが多くて、出てきたものを全部食べてしまう傾向にあるけれど、これからの1年は意志を強く持っ
 て、食べる量をコントロールしていくのです。

2.6  
 伊那市の駅前に1月に開店したベトナム料理のお店「ドゥドゥ(ベトナム語でパパイヤの意味)」。
 店主は、前の会社で私の部下だったことから、8年経った今でも私のことを「森田部長」と呼んでくれる。
 ベトナムへの思い入れの深さは相当なもので、8ヶ月ほど滞在した間にベトナム料理を習得したという。
 今度仕入れに行くときは連れて行ってくれると言うから、今から楽しみだ。

2.5  
 床の間に、今年もお雛様が飾られた。
 娘たちは元気に育ったから、お雛様に次は何をお願いしようか。

2.4  
 今日は、東レ・パンパシフィック・オープン・シングルス準決勝の、マルチナ・
 ンギス
とマリア・シャラポワの試合をテレビで見るために一日の日程を組み立
 てたようなものだ。
 ヒンギスを応援する私は、最初冷や冷やしながら見ていたけれど、そんな心
 配はどこ吹く風とばかりに、結果はヒンギスの圧勝だった。
 世界のトップにまで上り詰め、グランドスラムも達成したヒンギスは、テニスを
 楽しくプレイできればそれでいいと言う。
 そんな無欲さが、いい表情を作り出していた。
2.3  
 大阪での仕事が半日で終わったので、奈良をまわって帰ることにした。
 そこで思い浮かんだのが、法隆寺と薬師寺。
 ふたつのお寺はシーズンオフのためか閑散としており、いにしえの雰囲気を身近に感じるこ
 とができた。
 困ったのは帰り。いつも高速路ばかり利用しているものだから、普通のの信号の多
 さと、曲がりくねった経路と、時間がかかってしまうのには閉口した。
 
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2.2  
 昨日と今日の2日間、ISO9001の第1段階登録審査があった。
 どんな審査員が来るかによって、見解が異なるなんていうことはおかしなことだが、今回の審査はひどいものだった。
 ひとつは、中小企業に大企業の仕組みのレベルを要求すること。もうひとつは極端に個人の価値観を押しつけるこ
 とだ。
 こんなことをやっているから企業にISOアレルギーが蔓延し、ちっとも役に立たないという烙印を押されてしまうの
 だ。 おかげさまで、その夜行われた「打ち上げ」は、別の意味でたいへん盛り上がった。

2.1  
 一時はあれほど盛っていたフィリピン系のクラブが衰退している。浜松では、半分のお店がつぶれたそうだ。
 原因は、女の子が日本に来られなくなったこと。ワーキングビザはほとんど発行されなくなったし、観光ビザも、一
 定金額の貯金がないとその対象にならないという。
 私はフィリピン系のお店があんまり好きではない。その理由として、「異民族に対する……」などというきれい事を
 唱えていたけれど、その本当の理由がわかった。
 それは、フィリピン系のお店に行っても、ちっとももてないからだ。理由は簡単なことだった。