あと あと のあと 2005年3月



   冬の寒い気温の中に一定の時間さらされないと、梨の木は花を付けず、やがて幹までも枯れてしまうそうです。
   このように、長くて厳しい冬も、季節の循環の中では大きな役割を果たしているのです。
   さあ、春の足音が一歩一歩大きくなってきます。

     
    
3.31
 さだまさしコンサートツアー 【恋文】  長野県松本文化会館・大ホール
 知人に誘われて、初めてさだまさしのコンサートに行った。
 石川鷹彦のアコースティックギターとさだまさしのボーカルが調和して、しばし幸せな気分になれたひとときだった。
 さだまさしの歌に込められているメッセージの中身を今まで知らなかった。そして、社会に問いかけている彼の主張
 に触れただけでも、収穫のあるコンサートだった。

3.30
 2006年FIFAワールドカップアジア最終予選、対バーレーンと戦はまたもややきもきしたね。
 圧倒的に攻め込んでいながら1点が取れず、これは引き分けかなと、見る人を弱気にさせる試
 合だった。
 ドラマとしては良くできているけれど、ベストメンバーなんだからもっとスカッと勝てないものかね
 エ?
3.29  
 「ISOには本当に困っているんですよ」と、今日初めてお伺いした会社の社長はおっしゃった。
 定期維持審査が半年に1回あり、その前の2週間は準備のために仕事にならないという。
 ISOのマネジメントシステムと業務の実態が食い違ってしまっていると、こういっためんどうなことを行わなければな
 らない。
 業務改善をすすめながら、「役に立つISO」も私が構築することになったが、多くの企業が同様の悩みを抱えている
 と思う。

3.28  
 やっぱり今年の杉花粉はすごい。
 例年は、本当に辛いときだけ飲みを飲んでいたのだけれど、今年はなしではいられない。
 一日中体が何となくだるくて、何もする気が起こらないから困ってしまう。

3.27  

 金沢文子のファンだった。
 友達のひとりは、レンタルビデオ屋さんから借りてきたビデオテープをいくつもダビングし
 て届けてくれた。
 だから、彼女のビデオやDVDをいっぱい持っている。
 それがだよ、彼女の無修正版の逆輸入ものがインターネットで販売されているんだ。
 ショックだよ!
3.26  
 先日発売されたトヨタのハイブリッド車「ハスラー」は、いま頼んでも納車は8月のお盆過ぎになるのだという。
 この8月には、アリストの後継車もハイブリッド仕様だ。
 環境問題がクローズアップされてくると、4.3リッターのマジェスタは肩身が狭くなりそうだ。

3.25  
 「中央アルプス市」を決めた法定合併協議会は、「世界的に通じる壮大な名称」などの理由をあげたそうだが(朝日
 新聞、2月28日付)、何というナンセンス。「
アルプス」というのはヨーロッパの地名である。東京の原宿を「日本の
 
サン・ジェルマン・デュプレ」とたとえるのはいいが、行政地名として、もしも「渋谷区サン・ジェルマン町」と決めたら、
 恥ずかしくはないか。それと同じであり、
サン・ジェルマンアルプスも、「世界に通じる」のは本家であり、それを堂
 々と採決の理由にする協議会の文化意識はどうなっているのだろう。


                   『暖簾にひじ鉄』   内舘牧子   「週刊朝日 4/1増大号」より

3.24  
 吉田拓郎の新しいアルバム「一瞬の夏」が発売された。ジャケットの裏側には、8月28日から始まる今年のツアー
 の日程が入っていた。
 肺癌が再発したなどという噂があったから、これでひと安心だ。

3.23  
 春霞 花粉の手伝う ぼけ加減   斎藤 孝          「ビックコミックオリジナル」   4月5日号から。

3.22  
 「昨日どこどこですれ違ったね」とか「クラクション鳴らしたけどわからなかった?」とかよく言われるけれど、私
 は自分の車の運転中に対向車の様子をあまり見ていないのです。
 運転に余裕がないから前ばかり見ているのではなくて、他人の行動にはあまり関心がないのです。 
3.21  
 Eメールを多用する会社ほどだめです。確かに、瞬時に世界中に行き渡る便利な手段なので活用すべきではあり
 ます。しかし、
Eメールでは真のコミュニケーションはできないと思う。だいだい、読まない→読んでもわからない→
 だから行動に移らない、ということになりがちです。
 理解と賛同も違います。理解が得られても、反対されては困る。理解を得たうえで賛同させなければ行動にもつな
 がりません。行動につながらなければ結果も出ない。この一連の流れをつくるのに、口頭の
コミュニケーションに勝
 るものはありません」

                                   「PRESIDENT」 3月21号から。

3.20  
 今年最初のゴルフは伊那国際の白樺コース。最初の2ホールくらいはショットの感覚がわからなくて大叩き。
 スコアーはまとまらなかったけれど、狙った距離がきちんと打てるようになっているから、今シーズンが楽しみだ。

3.19  
 日本の道路はすべて時速100kmが限度なのに、どうしてそれ以上のスピードを出せる
 車をつくるのか。
 仮にそれを許すとしても、
スピードリミッターというものがあり、たとえば100km以上出な
 いようにすることは可能であり、実際、良心的な運輸会社では1台40万円もの費用をか
 けてリミッターを取り付けている。
 もし
自動車メーカーがそれをつけたなら、かなりの命が助かるのではないか。本当に人
 命を大切にするのなら、利益が吹っ飛んでもそれをすべきなのではないですか。
 残念ながら、いまのままでは、
自動車メーカーの利益は人の命の犠牲の上に積み上げ
 られたものであり、1人死んで何億円といった具合に儲かる会社だというあなたの強烈な
 主張が、不思議な説得力を持って私の耳には届いてしまいます。


                      「佐高信の政経外科」  サンデー毎日 3.27号 よりの抜粋です。

3.18  
 というのは市場から資金を調達するのが目的で、主は価の値上がりと配当に期待して特定の企業のを購
 入するものだと思っているから、「主が経営者を決めるのだ」という主張には 、法律上株式会社の所有者は株主
 であっても、どうしても違和感を感じてしまう。
 「経営者が主を選択する」などとはもちろん思っていないのだが、経営者は主とは全く異なるステージで血のに
 じむような努力をしていることは事実だからだ。

3.17  
 いよいよ杉花粉の攻撃を感じるようになった。
 昨日までは目がチカチカする程度だったが、今日は鼻に影響が出るようになった。
 これまでやった対策は、「インターバランス」で機能性乳酸菌L−92を摂ったこと、そしてフィットネスクラブで体を鍛
 えたことくらいだ。
 昨年の20倍の飛散量と言われているが、これから症状はどこまで進行するのだろう。

3.16  
 60代以上の女性からの夫の素行調査依頼が急増しており、ある探偵者が調査をした夫の最
 高齢は78歳だという。
 いちばん多いパターンは、趣味の世界で知り合った女性と夫が浮気をしているのではという依
 頼。
 60歳を超えてまで、こんな形で拘束しないで欲しいと私は思うのだけれど、いけませんか?
3.15  
 訳あって、弁護士の先生の事務所にお邪魔した。
 若くて生気がみなぎっている先生は、質問にてきぱきと答える表情に自信があふれている。
 私もこうならなければいけないと、勉強させてもらったひとときだった。

3.14  
 底冷えのする一日だった。
 「冬」ならこの程度の気温は当たり前なのに、一度暖かい日があって春の予感を感じた後は、体がこの寒さを受け
 付けなくなっている。
 したがって外に出る気にもならず、室内で「ぐうたら」な一日を過ごしてしまった。

3.12  
 今年最初のホタルイカを、富山のきときと市場で買った。
 朝採れたものは刺身で食べられるのだけれど、2000匹に1匹の割合で寄生虫が棲んでいると
 いう。
 ふぐの毒もそうだけれど、危険と隣り合わせのものほど美味しいのです。
3.11  
 ロータリークラブからの勧誘が熾烈で、入会することになりそうだ。
 組織の目的や内容をよく理解しているわけではないけれど、何事も誘われるうちがなのです。

3.10  
 国民年金保険料の納付率は6割程度、社会保険庁は保険料の徴収に躍起になっている。
 しかし民間の企業から見たら、その手法はまだまだ生ぬるいようだ。
 たとえば、「効率のよい土・日になぜ仕事をしないのか」という指摘がある。対象者が家庭にいることが多い土・日
 に動き回れば、平日よりも実績が上がるだろうことは誰が考えてもわかるのに、お役人の発想は、自分の今の勤
 務時間をベースにしてしか組み立てられないのだ。

3.9  
 交差点で信号待ちをしていた。そのうち信号が青に変わったので出て行こうとすると、左手から1台の
 車が猛スピードで突っ込んできて、前から来た車にぶつかりそうになった。どうやら信号が赤なのに気
 がつかなかったようだ。
 このように、自分は気をつけていてもどうしようもない場合がある。しかしながら、痛い目にあうのが嫌
 なら、防御策を講じるしかない。
 マジェスタに変わってから、私の運転は前よりも慎重になっている。車のタイプに自分の性格を合わせているわけで
 はないが、起こりうるいろいろなことを想定しながら運転している。だから、今回のような場合も大丈夫だ。

3.8  
 新宿や渋谷などに店舗をかまえていた「談話室滝沢」が、3月末で全店舗閉店するという。
 昭和41年創業、それ以来40年間、名前の通り小さな滝まであつらえられた室内は、床や椅子や調度品にいたる
 まで、癒し系の緑色に統一されている。
 ずっと昔のことだけれど、待ち人がやって来なかった苦い思い出が、ここにはある。

3.7  
 次女が採ってきて天麩羅にしてくれたふきのとう
 薄い衣の中の萌葱色は春そのものといった感じで、家族のみんなは美味しいと言って食べた。
 私はこのふきのとうが食べられない。生姜とか紫蘇とかいった香りの強い者が苦手だ。

3.6  
 鹿児島県・奄美大島南部の油井岳(484メートル)頂上付近にが積もっているのをみつけたそうだ。
 同島で最後に降が記録されたのは1901年2月12日。その後、公式の降記録は残っていないとい
 う。
 暖冬だけでなく、異常気象はいろいろな形で現れているようだ。

3.5  
 宮里藍と横峯さくらが同じ組でまわる「ダイキンオーキッド」を録画しておこうとしたところ、長野のローカルテレビ局
 は放映をしていない。
 今が旬の女子ゴルフなら、きっと高い視聴率が取れるだろうにもったいないな。
 それとも、これほど熱い思いで見守っている私みたいなのは、圧倒的な少数派かな?

3.4  
 「ある日突然、仕事が全部なくなってしまったらどうしよう」、組織に守られていない自由業はそんな不安をいつも抱
 えているのです。
 そんな私に、大きな仕事が立て続けに入ってきた。どうにもこうにも物理的にすべてに対応することは困難なので、
 2年間お世話になった会社に理由をお話しして先月で区切りをつけさせてもらった。
 本当はこんなことをしてはいけないのだけれど、自分の成長のためにも新しい分野に挑戦していきたいのです。
 ごめんなさい。

3.3  

 母屋とは離れた場所にあった便所を取り壊すので、神主さんに頼んでお祓いをしてもらった。
 便所の神様は女性だとのことで、鏡と櫛と口紅をお供えしての神事だった。
 今日は大安、その神主さんは一日に11件のお祓いをこなしたそうだ。
3.2  
 確定申告を終了した。
 私みたいな個人事業主は、経費を使わなければ課対象金額が増えてしまうし、経費を使ってしまうと支払う
 がなくなってしまうという、微妙なバランスの上に成り立っている。
 どこかに努力を認めてもらえる部分がないと、活動意欲が減退してしまうのに、納制度には血が通っていないの
 ではないかと思ってしまう。
 そんなわけで、今年の住民と個人事業と 国民健康保険の金額が提示されてくるのが恐ろしい。

3.1  
 今は大人になってしまった娘たちが子供だった頃、実家からいただいたおひな様の段飾り。
 もう何年間も日の目を見ることがなくて、物置に保管されていたものが、今年は、お内裏様の部分だけだけれど床
 の間に飾られている。